令和3年5月14日、土木学会北海道支部総会において、留萌開発建設部 築港課、留萌港湾事務所様の技術論文「羽幌港フェリー岸壁の静穏度対策」が土木学会北海道支部 技術賞に輝き、同月17日、村山雅昭 留萌開発建設部々長、矢野隆博次長への受賞報告に施工業者として同席させていただきました。

 

 この技術賞は、北海道内において、土木事業の計画、設計、施工等に関し、土木技術の進展に顕著な貢献をなしたと認められるすぐれた技術(技術、業績、工法、構造物等)に与えられる賞で、本論文は荒天時による高波がフェリー岸壁前面を擾乱(じょうらん)し、フェリー船体が動揺により安全な係留ができず、港奥の岸壁への避難が続くことから、原因究明の現地調査やフェリー避難の要因分析を行い、港湾関係者会議(町、漁協、船社、商工会、観光協会、留萌海上保安部、留萌開発建設部)により、静穏度対策工を決定し波徐堤の整備を進めた結果、避難行動の解消、コスト削減、フェリー岸壁の利便性が大幅に向上したことが、評価されました。

 

 受賞された技術論文に施工業者として携わることが出来たこと、大変感謝しております。本機会を通して、改めて社会資本整備の重要さを認識し、技術の研鑽、向上に努めてまいります。

今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

 

〇波徐堤B部 L=50m(実延長52.4m)

 ①平成28年度 羽幌港建設工事

   本体工 L=12.1m 現場代理人:南波 聡

  ②平成28年度 羽幌波徐堤工事(翌債)

   本体工 L=18.1m 現場代理人:河西 龍史

  ③平成28年度 羽幌港船揚場建設その他工事(ゼロ国)

   本体工 L=22.2m 現場代理人:河西 龍史

 

〇波徐堤C部 L=20m

 ①平成30年度 羽幌港建設工事

   本体工 1式 現場代理人:河西 龍史


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