日本港湾空港建設協会連合会 会長表彰

令和3年5月12日、第38回日本港湾空港建設協会連合会 通常総会が開催され、令和2年及び令和3年度の同連合会(通称日港連)会長表彰を弊社土木部次長、 南波 聡さんが受賞いたしました。

 

南波土木次長は、留萌港をはじめとする留萌管内の漁港・港湾、石狩湾新港等において防波堤、岸壁、浚渫工事、地盤改良工事の技術職員として25年間、施工技術の向上と作業の合理化、併せて弊社並びに現場従事者の指導育成に励み、安全で快適な職場環境の形成推進、かつ高品質な成果品の提供に努めるなど、南波土木次長の精励恪勤(せいれいかっきん)が評価されたものと思っております。


工事部 次長  南波 聡

 

 この度は思いがけず、日港連会長表彰という名誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。この表彰は、私にとって身に余る栄誉だけでなく、この25年間を振り返る良い機会になりました。

 私は、留萌港を振り出しに管内の港湾工事、漁港工事に従事させていただき、当社の諸先輩はもとより、発注機関の監督さん、現場関係者の皆さんから多くの事を教わり今日まで仕事を続けることが出来たと思います。今は、その方々に改めて感謝しています。

 担当した工事の中でも特に記憶に残る工事が2つあります。

 

 1つ目は、平成18年施工の「羽幌港北防波堤外一連工事」です。この工事は、北防波堤、防波堤岸壁でそれぞれケーソン据付を4函、計8函を年度内に据付する工事でした。離島と羽幌を結ぶ定期運航フェリーが施工箇所と隣接しており、ケーソン据付作業が離島の方々のライフラインに影響を与える事のないよう、フェリー会社を始め、漁組、担当監督員等と綿密な協議を幾度となく重ね、フェリーの入出港に支障をきたすことなくケーソン8函を無事に据付することができた事です。

 


 もう1つは、平成20年施工の「石狩湾新港-10m耐震岸壁改良工事」です。ソーラス条約下での関係者以外立入禁止区域での施工であり、開発局では初の「SDM-Dy」工法を用いた花畔(ばんなぐろ)ふ頭の既設-7.5m岸壁を-10m耐震強化岸壁に改良する工事でした。「SDM-Dy」工法は従来の深層混合処理工法に比べ、高圧噴射と攪拌翼での複合混合攪拌により大口径の地盤改良が可能となる工法で、本工事では杭体D=1.9mで119セット施工しました。本施工にあたり、斜杭を海底に向け打設し既設矢板と結合させ、タイロッド撤去後の矢板岸壁が、改良時による地盤の変位を受け倒壊しないよう細心の注意を図り、常時監視しながら施工し、無事竣工することができた事です。

 最後になりますが、これからも「安全第一」を最優先に、初心を忘れることなく精進していきたいと思います。関係各位のご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願いします。